第18回福祉労組全国交流集会
介護の労働条件改善を
 福祉部会は10月21〜22日、豊橋にて第18回福祉労組全国交流集会を開催しました。2全国組合13県組織から38人が参加しました。
 牧野忠康先生(日本福祉大学)による記念講演「憲法9条(戦争の放棄)・第25条(生存権)の守りをただす‐いのちと暮しと職場を衛(まもる)たたかいのために‐」、福井典子さん(「福祉倶楽部」主宰)による記念講演「いのち守るたたかいを‐高齢者・障害者福祉の改悪に抗して‐」の他、分科会で各施設の状況・問題点を出し合いました。
 福祉部会ではこの一年、介護労働者の低賃金・劣悪な労働条件の改善、非正規雇用者の組織化を重点に据えています。
 また(1)ホテルコスト導入などの介護保険制度改悪により、利用者の利用控えといった実害を防ぐ対応を求めていくこと、(2)障害者自立支援法の行方に注視し、障害者・利用者との共同をさらに広めること、を重要課題として位置づけ、緊急な運動を進めていこうと確認しあいました。