中国地方協 第8回
集まって 元気 蓄えた 医療にはたらく女性の集い
 中国地方協は、第9回医療にはたらく女性の集いを守ろういのち、私たちの手で!をテーマに6月21・22日、岡山で開催し、130名の参加で大きく盛り上がりました。

各県・ブロックの活動報告から

 主催者の挨拶に続き、各県の取り組みの報告、日本医労連の基調報告。母性保護・権利アンケート、ブロック全体で2950名分の集約結果の報告。「組合員が権利を知ることができた。職場の実態を振り返ることができた。母性保護や女性部活動を知るきっかけができた」ことも特徴的。

はっとした出会い 新鮮な記念講演

 記念講演。講師は、「大きな学力」の著者愛知私教連執行委員長寺内義和さん。テーマは「人間が輝く居場所を〜一人ひとりが『主体者』として『つながり』を生きるために」。
 なぜ2000人の組織で、全国私学助成金署名1500万集約中、愛知私教連は450万を集約、高校生フェスティバルは9万人の参加者で名古屋ドームを会場にロックソーランやよさこい踊りなど壮大な集会を開催、高校生サマーセミナーも1万人の参加で毎年開催、高校生平和サミット開催などできるのか? ひとつひとつの取組みを紹介しながら、高校生の姿、社会とのかかわり、親の責任・役割などの話に、参加者は集中しました。
 「大きな学力」の源泉は、「はっとする体験」、波風のたつ、主体的な体験をとおして、また、一見超えがたいような障害を飛び越える経験を通して、居場所が見つかる。さらに、主体者として最大の要素は「共鳴と応答」にある。また人間は、「要求の受け皿」と「認められる場所」によって来る。さらに要求は「参加」と「触発」の中で発展する。子どもと親の関係は「放つ・待つ・育つ」にあり。
 最後に組織の発展にとって「異集団、異業種」との交流が鍵、運動の飛躍的発展にむけ挑戦しようとのエールで締めくくりとなりました。

大好評・夕食交流 お買い物タイムも

 その後5つの分科会で2日間、討論と交流が行われ参加者は、情報交換や運動の方向について確信を深め各県職場に戻りました。
 また、最大の呼び物は、夜の夕食交流会。各県医労連の出し物に大爆笑、歌声の時間やクイズなどみんなの期待が寄せられます。
 また、開催期間中3回のニュース発行、女性の集会らしく「お買い物タイム」の設定も魅力のひとつになっていました。また、各県医労連の書記長・専従のもなさんもこぞって参加。みなさんお疲れ様でした。