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神奈川県平塚市にある(財)佐々木研究所・杏雲堂平塚病院に、今年4月15日、突然、財団から平塚病院を閉院するという提案がなされました。
【激励先】 平塚市袖ヶ浜1‐12
杏雲堂平塚病院 病院長 河合恒雄
杏雲堂平塚病院労組 執行委員長 村上悟
FAX 0463・23・4449【要請先】 (財)佐々木研究所 理事長 黒川雄二
FAX 03・3292・3371
なぜ閉院を提案するのかと確認したところ、佐々木研究所では、平塚病院のほかに、研究所、東京病院、平塚の老人保健施設、検診センターを運営していますが、平成2年に赤字解消のために始めたテナントビルの運営が軌道に乗らないため、『このままでは今後の見通しがつかない、その為に平塚病院の閉院と、全事業所で希望退職を募集し、必要数に達しない場合は、整理解雇をする』と言ってきたのです。
平塚病院は、一般病床50床、長期療養31床、介護療養44床で運営され、平塚市南部において唯一の救急指定病院でもあります。年間の外来患者6万7千人、入院患者延べ3万9千人と、地域から信頼され、患者も増加しています。
杏雲堂平塚病院労働組合では、地域労連などの支援も得て、申し入れや地域でのビラまき、存続署名などに取り組み、いままでに6万の署名を集めています。
7月21日の「海の日」には、平塚駅前で病院の存続を求める署名・宣伝行動と街頭健康診断(写真)に取り組みました。午前10時から午後3時までの行動で、1千枚のビラ配布と600筆の署名を集め、病院存続を訴えました。
引き続き全国のみなさん方のご支援・要請などをよろしくお願いします。