第49回母親大会
平和をつくる取り組みに私たちが頑ばっていこう
 8月2〜3日、秋田県で第49回日本母親大会が開催されました。1日目の全体会(雄和町・スカイドーム)では、みんなの願いが書かれた5万枚のブナの葉で描かれた素敵な舞台が、全国の皆さんを迎えました。

平和への願いを込めて力強く訴え

 記念講演では川端純四郎さん(元東北学院大・宗教学者)が「イラクに自衛隊を派兵させないために次の総選挙では自民党を半数に、そして来年の母親大会には小泉政権を倒して会いましょう」と結び、会場から大きな声援が沸きました。
 これを聞いた参加者からは「小さな孫達の将来がとても心配です。しかし私達が子供達の幸せを守らなければ誰が守るのか、自分が頑張っていかなければならないこと強く感じました」(50歳代看護師)との感想が寄せられました。
 全体会2部の「今日の運動」では、秋田県医労連の看護師20名が白衣で壇上に上り、「医療改悪反対」「二度と戦場の血で白衣を汚さない誓い」を力強く訴え。
 そして歌手のきたがわてつさんが歌う「日本国憲法前文」にあわせて各県や団体の旗そして参加者が一体となり、平和を願う感動のフィナーレとなりました。

裏方でも医労連が大・大・大活躍!

 2日目の分科会(秋田市・秋田経済法科大学)では、平和・教育・医療シンポジウム等に加え、秋田ならではの方言やがっこ(漬物)の分科会など60のテーマで行われました。
 秋田出身の作家・松田解子さんや女優の浅利加津代さんも故郷での集会成功のために駆けつけ、参加者が定員の倍以上になった分科会もありました。
 2日間で述べ1万7千人の参加があり、秋田医労連からは前日の設営や当日の駐車場・受付・会場係・医療班を派遣し東奔西走の活躍でした。また、秋田県始まって以来最大の集会を労組・民主団体の協力で成功したことは、開催地秋田にとって大きな自信となった集会でした(来年は東京で開催です)。