列島 北から南から
アメリカ人も賛成 “ナース増やして”  東京

 10月8日、東京医療関連協の主催で「秋の白衣行動」が行われ、全体で289名が参加しました。
 午前は、対都要請と新宿西口での署名宣伝の2つに分かれて行動。要請は、知事室では予定を伸びて40分に渡り、よく話を聞いてくれました。また生活者ネット、日本共産党、無所属(自治市民93と市民の党)の4会派の都議会議員と懇談することができました。
 宣伝行動では、年配者から「何やってるんだ!」と咎められていた若い看護師に、アメリカ人が寄ってきて、「アメリカでもナース不足で大変なんだ。ぜひ頑張ってね」と声をかけられるなど、励まされる場面もありました。
 午後は、辛淑玉さんの記念講演。参加者からは「命と人権の大切さが胸に伝わり熱くなった」「思っているだけでなく自己主張しなければと思った」などの感想や、全体の行動についても「知っている人が声を上げていかなければ」などの決意が数多く寄せられました。

学生も快く署名に協力  神奈川

 10月16日、神奈川県医労連は秋の第1回ナースウェーブを横浜駅西口高島屋前で行ないました(写真中)。
 当日は、県職労・全医労・市従衛生支部・医従・全労災関東支部・神厚労・川医協労組・横福協労組から16名が参加。安全・安心の署名を379筆、国立賃金職員署名を115筆集約しました。体脂肪・血圧測定も行ない、測定には列ができるほどで、署名には高校生や大学生も進んで協力してくれました。
 この日は、神奈川労連の仲間で同じ民間組合である全労連・全国一般の仲間たちも公的保育の充実と年金改悪反対署名を共同して行いました。

私たちの願いかなえる議員を  岩手

 岩手県医労連では、第1次県内キャラバン行動として、10月14〜16日の3日間、コースに分けて、県内15の病院長・施設長への訪問、昼の街頭宣伝行動(写真下:北上市)を行いました。20日時点で8つの病院理事長・施設長などから国会請願への賛同をもらっています。
 それに先立つ9月26日には、県社保協で(1)国保の減免、(2)特養ホーム増設、(3)在宅酸素問題など、医療・福祉に関わる6点で県へ要請を行いました。増田知事は、「できるものは実現に向けて検討したい。国の制度政策によるものは、皆さんの手で要望をかなえる人を選出してほしい」と回答しました。