村上優子さん過労死裁判
一日も早く公正な判決を

新しい団体・個人署名始まる

 大阪・国立循環器病センターの村上優子さん(享年25歳)は、2001年2月13日の勤務終了後、自宅で頭痛に見舞われ、救急車で勤務先の循環器病センターに運ばれ、入院。14日に手術が行われましたが、3月10日、破裂脳動脈瘤を原因とする「くも膜下出血」により亡くなりました。
 村上優子さんは、看護師として脳神経外科病棟で働いていましたが、その勤務実態は、重症患者や要介護の患者が多く、休憩もまともに取れずに、超過勤務も恒常化したまま夜勤も行うというものでした。さらに優子さんは配置換えになった看護師の教育係や研究発表の一員としても多忙を極め、肉体的・精神的にも疲労が蓄積し、倒れる前2カ月の超過勤務は、月約80時間にも及ぶものでした。
 現在、大阪地裁において、村上優子さんの過労死認定を求める裁判が争われています。
 「看護師・村上優子さんんの過労死認定・裁判を支援する会」では、一日も早い公正な判決を求める団体・個人署名の取り組みを行っています。
 各県には、新しいリーフと署名を送付しますので、積極的な取り組みをお願いいたします。