【新潟】“従軍看護婦”の悲劇
二度と繰り返しません

 7月2日、新潟県医労連女性部を中心に、60人が核廃絶を訴え、白衣の平和行動を行いました。
 「女性で唯一戦場に赴く職業である『従軍看護婦』の悲劇を2度と繰り返さない」との誓いを胸に、世論にアピールしました。行動前の学習会では、新潟市在住のフリーカメラマン・杉本祐一さんから、「イラク戦争の真実」と題し講演いただきました。
 杉本さんは昨年春、アメリカのイラク攻撃と同時に現地入りし、人間の盾として活動。今年3月に再訪し、撮影した写真をスライドで紹介しながら、戦争の真実の姿を伝えました。
 「イラク戦争でアメリカ軍は民間人を迫撃砲で狙い撃ちにした」「サマワには水は豊富にあり自衛隊の給水活動の必要がない」など、マスコミ報道されない事実が示されました。また劣化ウラン弾の放射能被害や、爆撃で傷ついた子ども達の写真からは、いつの戦争でも多くの子どもが犠牲になると考えさせられました。
 その後、古町十字路で署名宣伝行動。従軍看護師の服装や、そろいのナースキャップに緑のスカーフで平和の大切さを訴え、核兵器廃絶署名322筆を集約しました。