関西ブロック労働学校
青年に好評、良く分かった

 日本医労連関西地方協は、7月31日〜8月1日、「関西ブロック労働学校」を、琵琶湖リゾートクラブで開催しました。2全国組合7府県40組織から93名が参加。今年は、講義を3つに絞り、分散会で討論を深めました。
 第1講義「これで良いのか日本の医療」では、保団連理事・津田光夫先生が、小泉「改革」の狙いを説明、対抗軸を持って医療・社会保障のあるべき姿を具体的に示し、共感を広げることが大切と強調されました。
 第2講義「労働者の権利教えまひょ」では、労基署監督官・谷口誠さんが、労働時間についてクイズ形式で話され、労基署の具体的な活用方法なども学べました。
 第3講義「動かにゃ増えん組織拡大」では、全日赤近畿の梶間亘さんが、実際の経験に基づく教訓を報告。とくに「組織拡大5つの気(ヤル気・勇気・元気・陽気・根気)」や、1名でも増えたら全国ニュースに載せて励ましあうこと、大津日赤の毎日欠かさぬ機関紙発行などの話が印象的でした。
 青年参加者の感想を少し紹介します。
 「青年が多く参加していたので嬉しかった。分散会も少人数のフリートークで良かった」「労基法をクイズで楽しく学べた。今後もこういう形式を期待します」「入職2年目・組合加入2カ月で執行委員に選ばれ、積極的に活動したいと思います。とても勉強になり、他労組の活動や問題を知る良い機会になりました」などなど…、青年参加者にも好評の労働学校になりました。
 夕食では屋外バーベキューを楽しみ、その後も深夜未明まで大いに交流を深めたことは言うまでもありません。
(奈良県医労連・泉谷)