ひろがる集団学習・宮城移行教育推進センター
みんなで学習 みんなで合格

 宮城移行教育推進センターでは、「県内に養成所を」と、県交渉や県看護協会との懇談などを重ねてきました。同時に、放送大学受講者への支援として、「みんなで学習、みんなで認定試験合格」をモットーに、グループ学習を続けています。最初は、センターとして行っていましたが、今では、職場単位で行われています。受講生は、40〜50代が大半ですが、「若者に負けていられない。なんとしても合格する」の意気込みがビンビン伝わってきます。合格率も80%をキープしています。
 「受講者全員が講師になり、未組織の准看護師も仲間に」と、厳しい仕事のあと学習会を続けています。
 宮城民医労では、組合事務所にテレビデオを購入し、週1回学習会。国立宮城病院では、退職した仲間も講師になり学習会。公立佐沼病院では、近隣の病院の参加者も受け入れ、毎週火曜日を「ビデオを見る会」、土曜日を「教材学習」。国見台病院は、グループ学習会を始めて1年半になり、すっかり定着しました。交代で講師になり伝達学習を行っています。「みんなで学習すると楽しい」「わからないところを教えあえて学習の励みになる」と、学習の要領もわかり、今では他の科目まで受講が進んでいます。
 県内の准看護師への情報提供を徹底しながら、なんとしても宮城県に2年課程の養成所をつくりたい思いでいっぱいです。
(宮城・松田すい子記)