昇給停止・一時金削減反対
全労災27支部がスト
 全労災は、11月18日労働者健康福祉機構と団交を行い、「本年12月からの一時金(+α)の廃止、平成17年度からの昇給停止」提案の撤回を求めました。しかし、機構側は「撤回しない」の強硬姿勢を崩さず、団交は決裂。
 全労災は、翌日19日は、終業前30分のストライキ及び時間外勤務拒否、宿直・待機勤務拒否を決行しました。初めての千葉・和歌山を含めて27支部がストライキに入り、過去最大規模のストライキとなりました。
 今年4月に労働福祉事業団から独立法人労働者健康福祉機構に引き継がれ、労災病院の再編計画で、岩手、筑豊、大牟田の廃止を打ち出しました。続いて、06年からの成果主義賃金の導入を狙った昇給停止などの提案です。
 労働者の権利を一挙に剥奪する無謀な攻撃を許さず、全労災では、今秋闘を断固たたかう決意をかためています。