日本医労連
均等待遇へ活動強化

パート・臨時職員集会開く

 日本医労連は、11月27〜28日、滋賀県のラフォーレ琵琶湖にて、「第4回パート・臨時職員全国交流会」を開催。19単組から60名が参加しました。

こんなに違うの!
 全労連臨時・パート労組連の井筒百子事務局長が記念講演。臨時・パートの権利学習をはじめ、均等待遇実現の課題など「均等待遇チェックシート」を使って、職場の点検・改善を図ろうと呼びかけました。
 「チェックシート」による分析では、20項目中、3〜4つしか付かない人や17〜18つも付く人がいて、参加者は、待遇格差の実態をまざまざと見せつけられ、驚いていました。
 木口栄中央執行委員の問題提起の後、特別報告として、(1)全医労賃金職員のパート職員化の実態と不利益是正裁判について、(2)北海道・オホーツク勤医労における臨時・パートの組織化と労働条件改善、(3)愛知・北医療生協労組における臨時・パート組織化の取り組み、などが話されました。

正職員と共に
 2日目は、4つに分かれグループワーク。パート・臨時が急速に拡大し、介護分野では職責を担っている、長年正規と同じように働いていても、昇給もなく、一時金や休暇でも差別されている実態などが各地から報告されました。議論では、法律を最大限活用すると同時に、組合員を増やし、要求化と待遇改善へ、正規職員と共にたたかうことの重要性が強調されました。