病院給食問題で全国集会
委託反対闘争を強化

 第14回病院給食問題全国交流集会を11月13〜14日、滋賀県大津市で開催し、6全国組合28県医労連より138名が参加しました。
 田中千恵子委員長の挨拶に続いて、病院給食対策委員会の畠山久夫委員長が、「職場に帰って学習会などの活動が進むように、討議を深めよう」と訴えました。
 氏家郷・対策委員会事務局長が基調報告。病院給食をめぐる情勢と、総括、今後の方針を説明。
 また、「直営を生かす新厨房建設」(東京)、「センター方式視察」(青森)「給食対策委員会の活動」(秋田)、「裁判闘争勝利・職場復帰」(大阪)、「業務委託提案撤回」(山陰)、「センター化阻止への取り組み」(兵庫)などの報告や紹介が行われました。
 さらに、「癌研の新厨房」「コアシステム」「聖隷三方原の真空調理施設」などをプロジェクターを利用して報告。注目されました。
 分科会では、業務委託や人員補充問題などに議論が集中。「まとめ報告」で、対策委員会責任者の岡野孝信中執が、(1)産別に結集して業務委託を阻止すること、(2)後補充の課題を労組の重点課題としてたたかうこと、などを強調しました。