各地で春闘討論集会
春闘勝利へ確信と展望

 春闘50年、節目の春闘になりますが、財界の春闘解体攻撃とあいまって、医療分野でも定昇凍結、成果主義賃金の導入など、労働者への賃金攻撃がかつてなく強められています。
 組合員のエネルギーを総結集し、展望開く春闘にしようと、各地で春闘討論集会が多彩に取り組まれています。
 全国に先駆け昨年12月20・21日に関西ブロックが春闘討論集会を開催。70単組・支部150名の参加で、全労連坂内事務局長の「『もう一つの日本は可能だ』春闘方針」、日本医労連井上中央執行委員の「医療・福祉をめぐる情勢と05春闘の焦点」などの講演を受けながら、1日目の分科会と2日目分散会、午後から共済の会議を行いました。
 中国ブロックは、1月8・9日に春闘討論集会を103名が参加して開催。日本医労連池田副委員長の「医療現場における労働安全衛生活動の推進について」の講演と、職場からの安全衛生活動の報告、日本医労連川辺中央執行委員の春闘方針提案。部会、分科会討議の後、「憲法と平和、社会保障を守る特別決議」を全員で確認しました。
 東京医労連は、1月16・17日、越後湯沢で05春闘討論集会を39組合198名の参加で開催。相澤書記長の春闘方針提起に続いて、全医労名古屋支部の長尾書記次長から組織拡大の経験報告。重点課題の組織拡大・強化の貴重なヒントをもらいました。五つの分科会で課題別に論議を深め、2日目午後は、部会別に意思統一を行いました。中越地震被災地での開催と、特別の思いも含め、春闘に向けての団結が強まりました。