東海北陸ブロック
158人が集う ヘルパーらが学習交流

 2月6日に東海北陸ブロックでは今年で第3回目になる「介護労働者の学習交流集会」を名古屋市で開催しました。当初100名程の参加予定でしたが未組織の施設や事業所に案内ビラを郵送すると、問い合わせと申込みが殺到、5県から158名という多数の参加で大成功しました。
 当日は、午前中に名古屋市郊外の小規模施設(グループホーム、デイーサービス、訪問看護)で地域に根付いた介護事業を展開するNPO法人「犬山・今井あんきの家(代表・村田恵子さん)」から「介護で大切にしていること」とのテーマで記念講演を頂きました。
 午後は、各事業種毎に、(1)介護療養型病棟、老健など施設、(2)グループホーム、(3)デイサービス、(4)ヘルパー、訪問看護、の4分科会で、各施設毎の賃金や労働をめぐる違法状態の解消策や、介護業務の改善、業務上の悩みなどについて交流しました。参加者からは、「いろいろな他の施設の状況が聞けて良かった」「こういう交流会をもっと開いてほしい」などの声が寄せられ、介護労働者の意欲と情熱に圧倒されるるとともに、「よい仕事」への関心の高さを痛感する集会にもなりました。
 東海北陸の各県は、今後、(1)業種毎に賃金と労働条件の比較一覧資料を作成しよう、(2)介護分野の未組織施設で大いに組合結成を!と張り切っています。
(原英彦、愛知県医労連書記長・日本医労連中執)