東京 労組の役割認識
ヘルパー集会開く

 東京医労連は、介護保険「改正」法案の内容を知り、制度改悪反対の運動を強める一環として1月29日、「ヘルパー集会」を開催しました。未組合員のヘルパーも含め39名が参加。
 ホームヘルパー全国連絡会副代表の櫻井和代さんを講師に、介護保険「改正」案の内容とその影響について学習。介護職員の資格を介護福祉士に統一する問題では、移行のための時間も費用も多くかかること、また、利用者の生活の支えである「家事援助」が介護保険給付から外されるなど、介護をする側にも受ける側にも大きなリスクとなる内容を聞き、参加者から驚きの声があがりました。
 討論の中では、直行直帰の就業形態などにより、ヘルパー同士の運動をつくることが困難な中で、労働組合組織の大切さが語られました。「誘われて参加した」と言うヘルパーが、集会中に労組加入を決意する嬉しい一幕もありました。
 集会は、「都内全自治体への改善要望書の提出と交渉」「各地域毎での旺盛なヘルパー集会の開催」「上部団体や民主団体集会への積極的な参加」などの行動提起を確認して終了しました。